極私的ランク・哀歌2004
ノーマルランキングw
1位:「ゴジラ FINAL WARS」(2004・日本) まさかセルジオ・レオーネやアラン・レネをぶち抜いて、ゴジラが今年1位という体たらくw筆者が三つ子の魂百までもなトラウマ出自にみごとヒット、しかも本作は昭和の東宝映画娯楽テイスト満載だった上に、宝田明・トドメのセリフでもう決定(爆)気前のいいスタッフ・キャスト布陣・チャンピオン祭り的怪獣陣容に持ってきて、趣味の馬鹿カッコよさ全開(誉め言葉)な北村龍平監督が、平成ニッポンでは前人未到の映画館ムード満開な怪獣プロレス映画作りを達成したことに感涙。しかも全編デジャ・ビュの塊!!本作の存在意義は、「怪獣大戦争」(1965)、「シェー」以来の快挙を、作品ごとやってしまったこと(爆)
2位:「ウエスタン」(1968・イタリア&アメリカ) セルジオ・レオーネ作品としては、この人が最後の引導的に作った西部劇。かねがね、西部劇への忌避を解除しつつあった筆者にとって、この時間芸術的まったり・たゆとう河の流れ的な演出との出会いは、タルコフスキー映画とは別物ながら、新たに見つけた浸れる長さの世界。寡黙なというにはあまりにも黙考過ぎるチャールズ・ブロンソン、ビスコンティ映画のときよりこっちの方がいいやと思わせるクラウディア・カルディナーレ(爆)、黒くニヤけるヘンリー・フォンダのヒールっぷり。どこもかしこもがビスコンティ映画の芸術に、真正面から西部劇で喧嘩ァ売ってるレオーネのイヂに貫かれ、鑑賞後に戦い甲斐のある長さじゃったと唸らせられた逸品(爆)68年という年には「猿の惑星」「2001年宇宙の旅」という作品が出てるが、更にこれだ。何か特別な星巡りでもあったのかいなw。DVD買って既に4回観てしまった心地よさ。
3位:「ビッグ・フィッシュ」(2003年・アメリカ) 今年は本気で上位ランキングが荒れた(爆)劇場でボロ泣き、涙腺を必死で制御しようとした筆者の努力も空しく完敗。ティム・バートンは馴染みのキャストを使って、「シザー・ハンズ」を上回るメタファー開陳を果たしてしまったあるよ!(爆)
4位:「ローラーとバイオリン」(1960・旧ソ連) 本作はタルコフスキー監督作品の中で、唯一観れてなかったデビュー作。長編処女作は「僕の村は戦場だった」だが、カラー・スタンダード・映画学校卒業制作という本作で、最初から既にこの映像詩人が空前絶無の大天才であったことを如実に示してる。全編を彩るカラー映像の彩度は、この年代のソ連映画としては異様にくっきりしており、当時のソ連の風景が残った点でも貴重。しかしそれを凌駕する構成要素は、水!風!光!
5位:「国際秘密警察・鍵の鍵」(1965・日本) お前はどういう価値判断基準で映画を観てるんだ!とか言われそーだが(爆)、この辺の主観を説明するのは、自分でも難しいw。シリーズ作品第4弾!谷口千吉監督・三橋達也主演のスパイアクション珍作。パチもんワールドムービーのスペック全開!!そして本シリーズ中におけるニセ外人対決アクションは、この三年筆者待望の世界観。浅草でやっと観れてやっぱり惚れ込んだね(爆)DVD激しく希望。
6位:「二十四時間の情事」(1959・フランス/日本) アラン・レネ監督がその透徹目線で作った、ヒロシマ悲歌。ことさらに大声をあげず、日仏2人の男女俳優にアンニュイな時間を過ごさせた上で、両者の断層と戸惑いを浮き彫りにさせ、鑑賞者には粋なイマージュを残しむる1本なった。反戦という枠を200万光年飛び越した、クールな世界。鬱な劇伴秀逸!!流石は「夜と霧」の人である。当時協力・大映の永田ラッパクレジットも、しっかり確認(爆)
7位:「クレオパトラ」 (1963・アメリカ) ハリウッド黄金時代の圧倒的光芒を如実に示した威光の1本。ロサンゼルスの映画はこの時代、まさに世界を魔法にかけることができた!ジョセフ・L・マンキウィッツ監督の名前はこれ1本で記憶されるべきであり、「女王が女王を演じる」と当時一生を風靡(マジ)したエリザベス・テイラーの後光も他作品にまして一段と神々しい!「クレオパトラ」と名乗る作品他にあれど、物理的パワーと映画の愉悦を両面供にフル稼働させてるのは本作ではないのか?奇しくも「ミッション・クレオパトラ」(あれはモニカ・ヴェルッチが脇役ですが)鑑賞と被った本年、映画史追走に大変有意義。付記することは、寵愛失いかけたアントニー役のリチャード・バートンだが、勿論名演。でも筆者が言いたいのは、キレまくりロディー・マクドウォールのアジテート(爆)
8位:「トーク・トゥ・ハー」 (2002・スペイン) 筆者内発見時から急上昇の、ペドロ・アルモドバル監督作品。「アモーレスペロス」のイニャリトゥ監督同様、スペインの情念の濃さが目でわかるのは勿論のことだが、インティメートかつ仄かな淫靡をカクテルした劇中モノクロームなサイレント映画、血の愉悦を突きつける闘牛の惨劇、片輪になっても思い人を捨てきれぬ心の琴線等々云々!説明読んでるヒマがあったらとっとと観なさい!(爆)と周囲に叱られ、かつ私も今ではゲージツ映画好きに同じことが言える1本w。
9位:「パッション」(ゴダールの)(1982・スイス/フランス)ですから、メル・ギブソン監督のキリストしばき映画ではありませんw。頭ん中に恐らく辞書の如く色々整理されてそうな、かつ賢そうな碩学巨匠ジャン=リュック・ゴダール監督の、長らく続いた政治闘争映画から劇場作品に復帰した第2弾。この映画監督が「映画について語った」という点では、「映画史」みたいな奴か?と思ってたが、今年初めて観て驚愕。っつーか、イマージュ中心で全体構造を作り上げる手腕は相変わらず流石だが、妙に色使いがええぞお?とか思ってたら、やっぱりカメラがあんたか、ラウール・クタール!(爆)「気狂いピエロ」で組んだ片腕を再召喚した気概は並ではなく、映画のマジ最初、飛行機雲が遥か上空で尾を引くだけの映像に、劇伴・ラヴェル作曲「左手のためのピアノ協奏曲」が展開!「この野郎・・・・!」と感動したのは私だけじゃないだろー(爆)天才とゆーものに強烈な嫉妬を覚えた1本w
10位:「ロード・オブ・ザ・リング:王の帰還」 (2003・ニュージーランド/アメリカ) もはや何をかいわんや・・・・であるが、3部作完結篇ではなく、この作品が完成したことで一つの物語が完成したと取りたい。ピーター・ジャクソン監督は趣味の一徹で映画史に名ァ成したw。あと筆者的に大きな意義は、「2001年宇宙の旅」、「エクソシスト」、「スターウォーズ」(1977)などが、屍になって積まれてしまっていた過去の死山血河を、本作が「ファンタジー映画初のアカデミー作品賞受賞」という、ざまあみやがれこの野郎的な奪取で果たしたことを寿いで(爆)地響き蹴立てて進軍するオリファントの、股ァくぐる驚異的なカメラワークに、実物大で堪能できた劇場体験も大w。
11位:「トスカの接吻」 ダニエル・シュミット監督の手になる、音楽家養老院のドキュメンタリーだが、音楽に生き、音楽と供に命終える人々の姿は、監督のかもし出した自然な演出で、この世のファンタジーに昇華した。
12位:「イノセンス」 私は長年、押井守監督が紡ぐ一人ごちた韜晦的な台詞回しをこよなく愛してるのである(爆)。以前のペースの鑑賞本数なら、こいつが1位。
13位:「デイ・アフター・トゥモロー」 エメリッヒ監督さまがついに到達した宗教絵画的ディザスター・環境破壊啓蒙娯楽絵巻!(爆)「スターゲイト」観たときには、テープ壁に投げつけて壊したろか思うたが、「インディペンデンス・デイ」から顕著に見せ始めた、風評を恐れぬ娯楽根性は、今やシネスコ愉悦創造者のモンクたる風格を見せる(爆)
14位:「下妻物語」 深田添子:ロココ大爆発&土屋アンナのヤンキーぶりは、あまりにも直情かつ共感を呼ぶビジュアル。原作を知らなくても「最初から最後まで楽しめるコケットな田舎映画」という、隔靴掻痒なスペックが貫徹されてる点で、本作は驚異的な1本。風評ではなく「キャベツが降りそそぐあのポスター」(爆)で惹かれるように観にいった。
15位「ファミリー・プロット」 アルフレッド・ヒッチコック監督の、こんにちまでわざと観なかった最後の遺作。最後という事を意識したわけでもなかろうが、妙にファンタジックな要素が混入された本作は不思議な1本。
16位「国際秘密警察・指令第8号」 えー、そもそも今年は浅草東宝劇場における、昭和娯楽映画の世界をあそこで体験できたというトラウマが大いに効用(爆)、真っ赤なフィルムに人物がワープしまくりなフィルム飛びでも、この作品の見せたB級根性は眼底に焼きつき、一刻も早くDVDで、悪漢ジェリー伊藤のゲーハーがメイクなのかどうか確認したいところ(観てない人にはワカランじゃないかw)本作がシリーズ第1作。
17位「カルメン・純情す」 木下恵介監督が最も狂ってるんじゃないかと思わせるシリーズ第2弾。高峰秀子よりも、岡本太郎製みたいな服着て凄いこと言う東村千栄子が一生心に残るぞ!
18位「モンキー・ビジネス」 ハワード・ホークス監督が本作で見せる猿回しと、ケーリー・グラントのインディアンご乱行(爆)は、今年観た「直撃地獄拳・大逆転」とおんなじ量の笑い涙を、筆者に大量放出させた(爆)モンローはこの際どうでもいいや(暴言)
19位「国際秘密警察・絶体絶命」 東宝デフォルトな筆者にとって、いまだにソフトで見れない、このマイナーなシリーズ最終作の怪しい世界は、一晩語っても語り尽くせない怪異なお笑いビジュアル出過ぎ。ギンギラビキニの真理アンヌ、全然外しまくりのニック・アダムス、もはや存在感危うい三橋達也、ターバンではしゃぐ田崎潤、ラジコンで攻撃するセコい天本英世、いつにも増してキテる水野久美、トドメは平田昭彦vs土屋嘉男の東宝映画キャリア争奪戦・無残な決着!!そんな中、実は「直撃!地獄拳」前歴ではないかと疑惑する佐藤允が一人真面目で可愛そうだw(だから観てない人にはわからんて)
20位「地獄の逃避行」 や、気分的に今日終わった年末仕事の心境は、もうこの映画の感じとマッチ(爆)テレンス・マリック監督は3本しか撮ってないが、この本数でも十分寂寥感でおなかいっぱいにしてくれる人。暴走逃避行のマーチン・シーン激若。黒沢清映画と併せて、もしくは「バニシング・ポイント」(1971)と同時上映すれば(爆・以下略)
以下、昨年以上に激馬鹿本数な鑑賞で順列割愛!ソクーロフの「静かなる1頁(n)」、イギリス発のコメディゾンビ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」が次点候補。
邦画ベストランキング
今年で二回目、数々のサイト・先達さまのご指導で、今年は大きく鑑賞領域が拡大いたしました。
1位:「ゴジラ FINAL WARS」 腰の高い昭和娯楽邦画ファンタジーを、ビジュアルだけでなく、メタファーまでも復活させた功績は大。外人俳優は吹き替え音声というところが伝統復古(爆)w
2位「国際秘密警察・鍵の鍵」(爆) とにかく、中丸忠雄vs黒部進が甲板上で繰り広げる濃い顔のニセ外人対決は、この時代の!この会社の、この役者の!(以下略)・・・あと、浜美枝&若林映子の謎の美容体操(爆)
3位「イノセンス」 肉体と思考の狭間に落ち込んだ、擬似近未来思想アニメ・・・ではなく(爆)、実はどこを切っても押井守という金太郎飴的な性能の作家映画を、メジャーで実現してしまった事実こそが、多様性となんでもありの境界の危うさを知らせる瑞緒となった。
4位「絞死刑」 「それこそが君の感じ取れる、国家だ!」と、小松方正演じる無表情法務大臣が未成年の殺人死刑囚人に看破せしめる大島渚監督の結論は、むしろ今見たほうが面白いんじゃないかと思わせる。斜めから観たいよ、こういう形で。
5位「江分利満氏の優雅な生活」 岡本喜八監督で、戦後サラリーマンの視点を主軸にした戦中〜戦後への映像的庶民回顧録。喜劇的でアップテンポな庶民ネタ開示の展開は、「戦中の話よりもこの辺の苦労も回顧しろよ」と、戦中集団疎開世代の親持つ筆者である。
6位「帝銀事件・死刑囚」 なんかへヴィなネタが続くがw、下山事件と帝銀事件は、筆者が子供の頃からの興味津々ネタ。映画冒頭で、帝銀事件の毒殺顛末を説明する推理映像に、心の底が冷たくなる恐さを覚えた。余談だが、市村氏のご指導でエキストラ時代の宍戸錠さんがどっかに複数回登場とかw。
7位「キューティ・ハニー」(爆) 実写版w・・・だから、映画は娯楽でしょうとw実写作品に庵野秀明監督が盛り込んだ特撮・娯楽・演劇(劇団新幹線)根性は、素直に誉めてもいいでしょう。
8位「仁義なき戦い・頂上作戦」 このシリーズ中、前傑作5部をようやく今年見納めたが、映画としての沸騰点が「完結篇」よりもこの4作目の方がテンション高い。文太さん、小林旭さんのきらめきは言うに及ばず、転生復活した梅宮辰夫さん(爆)の眉なしフェイスにも感動wしかしクライマックス、ライフル先端を研磨機で先鋭化して銃剣突入する、黒沢年男(ィやったあ!)までもの総動員キャストは、もはや映画という名の料理ナベが沸騰して爆発してる!
9位「馬鹿が戦車(タンク)でやってくる」 最近つとに真面目な庶民時代劇で、古参映画ファンの感興高い山田洋次監督だが、実は戦車が村で暴走して大騒ぎな深い喜劇を撮る人なんだぞ!w
10位「東京原発」 本当なのか、それともデータの深読みか?「実は原発は日本に必要」とのもっともらしい強硬論を陳述しておき、後半でさらにそれを上回る「ニュークリアの恐怖」を盛り上げ、映画的クライマックスから無責任の恐さを垣間見せて寒い笑いで締めくくる!笑うに笑えねーぞ!
・・・どーも今年は多ジャンルたくさん見すぎて、うまく並ばないw以下、順列不能w。
趣味のベストランキング!
世間様の風評などどこ吹く風。お待たせしました☆そらりすのドグマが最も露出されるコーナー(爆)
1位「皇室と戦争とわが民族」 60年代新東宝映画、大倉貢プロデューサーがものした、一大皇室啓蒙絵巻!天知茂も沼田曜一も顔出すが、やはりまぶたに残るのは山の如く存在する嵐寛寿郎の存在感!最後まで寝ずに観れましたと、最初に知った啓蒙者:ばじる氏にご報告したら、それは大変凄いことですとご返答。えっへん(爆)
2位「国際秘密警察・鍵の鍵」 や、もう前掲二つで1位なのだが、事実上こっちが1位でも不思議ではない(爆)
3位「国際秘密警察・絶体絶命」 もうこのシリーズが入ってしまうのは天命。頼むからDVDにしていただきたい。
4位「国際秘密警察・指令第8号」 シリーズ第1作。実は水野久美の最期など、結構悲哀のこもったサスペンス映画。ここまであちこちで筆者が書くのは、このシリーズに偏執狂的に惚れ込んでてなおかつ布教目的(爆)
5位「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」 当初予告時の邦題は「ザ・リーグ」だったのだが、公開時についた余計に長ったらしくてイケてない邦題が、なお首絞めた不幸な1本・・・・実は不出来でも、「フロム・ヘル」と同じ原作者で、筆者の好きなネタァ満杯のパチもん近代アクション。DVD持ってますとも!劇中キャラ騒然!クォーター・メイン、ネモ船長から透明人間、トム・ソーヤー、そしてファントムの正体まで、全員ネタァ知ってるぞ。
6位「キル・ビル」Vol.2 本心をいうなら、Vol.1と同時公開でも観たのに!時間を空けたことが妙に後半部の勢いを削いだのではないかと恨みの残る1本。にしても、ダリル・ハンナがまだあんだけ美しい70年代風ヒールを演ったというところが特筆。あと怪しい老師で再登板のリュー・チャーフィさまw
7位「アンドロメダ・・・」 かじろーさまより耳打ち。VHSがレンタルであったので観てみたら、流石は「砲艦サンパブロ」のロバート・ワイズ監督!見事な設定で客を引きずる宇宙細菌のパニックを見事に具現。DVDが丁度出たので、衝動買いですよw。
8位「エレファント」 年の初めは、もうこれが「王の帰還」についでノーマル上位だと思ってた。どこまでも虚飾を殺ぎ落とし、主演級少年のイエローアートがまぶたに残る意匠で括った本作は、決して後世に残された我々が定義できない「その時」を、かいま具現したのではないか。
9位「2300年未来への旅」 70年代サイケ趣味のアブない未来像が全画面で展開する奇抜なSF。その未来ドームで、完璧にコンピューターに管理された世界での儀式・・・・成人のセレモニーで転生するって70年代顔の若人たちが信じるとこ(爆)、あれスゴすぎます!wこれを観る人には、絶対シネスコサイズで観れるDVDを推奨しますw。
10位「ボビー・フィッシャーを探して」 実在の天才チェス少年が、チェスの聖人的世界チャンピオン:ボビー・フィッシャー(現在難民法の認定適用で訪日中)の生涯を追走。チェス映画の醍醐味爆発!なんと「ハンニバル」「プライベートライアン」の脚本をやったスティーブン・ザイリアン監督作品。ちなみに真面目なチェスの先生がベン・キングスレー、街頭チェスで食ってる師匠にローレンス・フィッシュバーンというツボなキャスティング(爆)
次点は「忠臣蔵外伝・四谷怪談」「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「黄金の七人」、「マックイーン絶対の危機」、「燃える昆虫軍団」、「エクソシスト・ビギニング」など、多すぎるぞ。
中丸忠雄さま・出演作ランキング
いや、これが真の企み(違)w
1位「大盗賊」(東宝) wどーだ意外でしょう(爆・誰に言ってるんだ)実は「鍵の鍵」のニセ外人対決もアレだが、悪のマハラジャ宰相という役どころを、折り目正しくカッコよくキリリと流麗に演じた60年代東宝時代の本作は、今年観た最も鮮烈なバリエーション!乗馬シーンあり。
2位「博徒外人部隊」 70年代、東映の正調・深作実録沖縄バトル。この作品にて、殿は・・・・殿は・・・・真の我が殿になった(爆)もう生涯・家臣決定(謎)だって若山富三郎にタメでガンくれて、一歩も引かない貫禄とドスとインテリやくざぶりの三位一体!!!先輩ふぁんさま・こたつ氏の指摘:「恐いもの知らず」(爆)
3位「国際秘密警察・鍵の鍵」&「どぶ鼠作戦」 前者におけるオテロひげ・白ツナギ・ジゴロっぷり(爆)という、紳士的な怪しさとカッコよさの同居は、本作にこそその真骨頂を謳うのである!黒部進との濃い顔俳優決戦は、事実上殿の判定勝ち!(感涙)で、後者・東宝作戦シリーズの末弟のひとつ。「独立愚連隊・西へ」の二重スパイを、更に悪役スペックの方向に濃くしたような、現地人ゲリラ隊長の不適な立ち居振舞い・馬上突撃に心・激震(爆)こういうところに男惚れしてる筆者です。
あー、上記3作は誠に優劣をつけがたく、日によってポイントが変わります(爆)
4位「江分利満氏の優雅な生活」&「わたしは貝になりたい」 善玉の殿も大好きです。前者・気前よく、愛想のいい編集長。闊達に笑ってよく喋るというところがポイント獲得。他方、「わたしは〜」の方は、時代に潰された人の涙枯れる悲しみを体現。原節子に誉められた稀代の名演だ。
5位「けものみち」&「黒い画集」 前者、実は小林桂樹の横に座ってて何もしません(爆)物凄く珍しい登場で、こたつさんの指南を当初は信じられなかったくらい、謎の登場・・・・何故だw。後者は被害者遺族だが、犯人くさくも見える(爆)
6位「社葬」 「博徒〜」とは正反対に若山富三郎の娘婿という甲斐甲斐しい役。しかし新聞社重役なのに会議でやくざ的なアジテーション全開(爆)
7位「バカ政・ホラ政・トッパ政」 菅原文太の兄貴分を好演。同じくインテリやくざ。珍しくチャカアクション展開。
8位「今日もわれ大空にあり」 航空自衛隊整備班長w、てっきり幹部役で出てくるかとw青空をバックにすがすがしく仕事してますw
9位「8マン・すべての寂しい夜のために」 この作品は私の脳内で殿が主役になってます。屋上対決など「虎の牙」リメイクとしか言いようがありませんw
10位「太平洋の嵐」 東宝男優全員集合・ミッドウェイ敗退記。殿は映画のスペック上、2,3カットくらい。飛行服姿というのが珍しい。
次点候補・洋画戦争アクション「要塞」における吹き替え:「このアマ、おとなしくしろい!」発言(爆)
以上!良いお年を(爆)