春になったら
製作: スタジオ「ハン・アーナ・ナフ(時代・空間・人間)」 日本語版字幕制作: 東京シネマ新社 2003年作品
WHEN THE SPRING WILL COME... 春になったら
作者 ティムール・オズダミール 監督 ザーラ・イマーエワ 編集 サミール・ケリモグル 制作 エルミラ・サメードワ 音声 ファティマ・バトゥカエワ 台詞 ウマル・アリーエフ 長さ 9分22秒 日本語訳・字幕作成 岡田一男
あらすじ:
1999年秋に始まった第2次チェチェン戦争を目撃した子どもたちの描き残した膨大な絵を元にアニメ化した。子どもたちの平和な家族、家や町は、血みどろの戦争に巻き込まれた。地下壕に息を潜めた子どもは母親に聞いた。「何時になったら、この戦争は終わるの?」。「春になったら」という母親の答えに、子どもは平和な春の訪れを夢見た。
作者について:
作者のティムール・オズダミール(1987年生まれ)は、現在17歳、10年近く続くチェチェン戦争の結果、チェチェンの首都と田舎、隣国イングーシとアゼルバイジャンを転々とする。99年秋、第2次チェチェン戦争の激化にともない父親の手で隣国イングーシに避難、国内に戻った父親は激戦地となったサーディ・コタル(コムソモリスコエ)村で戦死。2000年春、アゼルバイジャンに逃れた母親の元に行こうと叔母と共にモスクワに向かうが、チェチェン人であるという理由だけで拘束投獄される。その後見ず知らずのロシア人飛行士の機転で救出され、知人たちの手でアゼルバイジャンに送られ母親との再会を果たす。近年はパソコン操作を覚え、初めてとりくんだ作品がこの「春になったら」である。演出したティムールの母、ザーラ・イマーエワは、1961年にチェチェンの山村シャトイで生まれた。映画監督を夢見て1980年代モスクワの全ソ国立映画大学監督科を目指したが果たせず、モスクワ国立大学ジャーナリスト学科に学んだ。モスクワで学生結婚、87年息子ティムールをもうける。91年卒業しチェチェンに戻り、小さなテレビ局の設立、劇映画制作などを試みるが、独立闘争の激化とともに、独立派政府外務省広報官、文化省映画担当次官などを務める。第2次チェチェン戦争の勃発でアゼルバイジャンに亡命。そこで難民の子どもたちの証言をビデオに記録、「子どもの物語にあらず」2000年を制作。2003年秋、アムネスティー・インターナショナル日本の招きにより母子で来日、全国17カ所で講演。2004年4月、有志により、ティムールのコンピューターアートの才能を伸ばすための日本留学が実現した。 目下、新潟で日本語の特訓を受けている。
日本語字幕版は、2004年3月完成、8月より、VHS、DVD-R、で「子どもの物語にあらず」と共にあれこれ株式会社より発売中。定価3500円送料別(単体では500円)
ネット通販: http://www.rakuten.co.jp/arekore/
マスコミなどのお問い合わせは:連絡先: 東京シネマ新社
112-0001 東京都文京区白山2-31-2-101 tel: 03-38114577 fax: 03-3811-4576 e-mail: info@tokyocinema.net
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