ウチヒサール
鳩の谷と呼ばれる小さな村、ウチヒサールはごつごつとした岩山を中心とした小さな村であった。村のシンボルの様に聳え立つ大きな岩山はヒッタイトの時代から岩を掘り抜き要塞として使われてきた。バスで近付くと要塞のテッペンにトルコ国旗がはためいていた。
鳩の谷は台地を切り裂いたような深い渓谷が有り、その渓谷の崖や村の周辺の岩山に無数の穴が開けられている。この辺りは葡萄の産地で鳩の糞を肥料にするために、村人達は鳩を飼い鳩の巣として開けた穴である。これだけ多数の巣穴が有れば一体どれほどの数の鳩がいたのであろうか。皮肉にもこの日は鳩を一羽も見なかった。
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